アリスの部屋(不登校児の親を支える会)
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アリスの部屋(不登校児の親を支える会)
(訪問日時:2003年4月21日(月) 14:00〜16:30)

所在地:横浜市栄区
代表者:岩上百合子

@ 施設の概観・活動内容
JR本郷台駅から徒歩5分の「栄区福祉保健活動拠点」の一室を借りている。活動は月に1回で、現在は月曜日または水曜日の午後に集まっている。(見学に行った日は会場の都合により、隣接の「ケアセンター」の一室を使用)(注)2004年4月より「栄区福祉保健活動拠点」は区役所近くに移転。 活動をはじめたのは1999年秋からで、現在6年目。子ども達の居場所も作ろうとしたがあまり定着せず、現在は親の会(=定例会)として運営。仕事を持っている人もいるので、会は時間内なら退出は自由。無理に話を聞くことはせず、自由な話し合いの中で支え合うことを主眼としている。不登校ばかりでなく、いじめ・非行・家族の問題や子育ての不安・難しさについても考えたり、話し合っている。また、子どもの進路や学校以外の活動場所等の情報交換も行っている。
A 見学当日の様子
この日の参加者は代表の岩上さんも含めて7人(普段よりは2人少ないらしい)。「もとやま塾」(栄区)というフリースクールを運営する本山さんを除けば、全員が不登校児の母親だった。子どもの年齢の幅も10代半ばから20歳くらいまでで、前半は進路の話(サポート校、定時制高校などの情報・意見交換)が出た。 岩上さんが主導となり、それぞれの家庭や子どもの様子を聴いていくというスタイルだった。その中で「今は子どもも元気なった」という立場の所謂「先輩お母さん」の助言が参加者全体の励ましになっているようだった。「自分で目的を持つとバイトも頑張れるようになる」「やることがなかったら昼まで寝るのも当たり前」等のエピソードに頷く場面も多かった。また、仕事をしている参加者が途中で退席したり途中から参加したりしていた。ジュースやお菓子を食べながら、和やかな雰囲気だった。
B その他
  • 参加費:300円
  • 定例会:毎月一回月曜日または水曜日の午後2時〜5時

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