教育研究所
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教育研究所
(訪問日時:2003年10月29日(水)15:00〜16:30)

所在地:横浜市港南区丸山台2−26−20
代表者:牟田武生

@ 施設の概観・活動内容
教育研究所は地下鉄上永谷駅から歩いて10分ほどの住宅街にある3階建てのビルの2階にある。現在は中高生の通所の学習クラスを、10時半から3時まで(月曜日〜金曜日)開いている。また、小学生から20歳ぐらいまでの個別の学習クラス、牟田氏を初めとして3人のカウンセラーによるカウンセリング事業をしている。この他に、夏休みに教育関係者を集めての大規模な研究集会を行い、月に一度小規模の研究会や講演会も開催している。また、閉じこもり傾向の子ども達対象の家庭訪問も行っている。
スタッフは全部で7人。
A 見学当日の様子
入り口には通所クラスの子ども達の靴が20足ほどあった。受付カウンウターのあるスペースで若いスタッフが打ち合わせをしていた。その隣の小部屋で牟田氏にお話をうかがった。牟田氏は20年以上不登校問題を中心に教育研究を続けており、著作もある。20年ほど前に富士山の麓で不登校生を集めて工芸村を開いたことや、新横浜の生活クラブの講師にボランティアで来てもらい、引きこもりを対象に様々な講座を開き、その中から当事者が講座を受け持つようになったことなど、いろいろな経験を話してくれた。B その他
  • 通所クラスは中学部と高等部があり、入所金は85000円、授業料は月55000円。その他カウンセリングは個別やグループ、家族などいろいろな形のカウンセリングを行っていて、それぞれに費用が決められている。
  • 厚生労働省の委託事業として、ニートの社会自立支援のために「若者自立塾」(富山県宇奈月温泉にて2005年7月より募集開始)を運営。
  • 韓国医療チームとの連携で、ひきこもりのための人間関係改善キャンプを韓国で開催。
  • カナダの教育委員会と連携して、中高生のためのカナダ留学プランの窓口にもなっている。

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